いい音だったなあ・・・
2009・7・9
先日「暑気払いをしよう!」と友から声がかかり、久しぶりに仲良し4人が集まるはずだったのだが・・・ひとり、前日に捻挫!残念ながらちょっと淋しい・・(誰か一人がいないとなんだか物足りない・・・)宴会になってしまった。なにしろ一番の酒豪が欠けたのだから。(笑)
でも、ごちそうはいつものとおり、手早くおいしいお料理がたっぷり、お酒も全国のさまざまな銘柄のものが揃い、あれこれ飲み比べながら、次第に心地よい酔いがまわってきた。私たちはふだんあまり話さないような、それぞれの心の内などぽろりぽろりと出しながら、こんなことを話せる友を持って幸せだなあ・・・と感じていた。
「みんな、いろんな思いを抱えて生きて来たんやなあ・・・」
友人のご主人は、音楽大好きの方で、ご自分でもたくさん作曲をされている。CDの音よりレコードの音が好きと大きなスピーカーに接続した懐かしいレコードプレーヤーが置かれている。レコードは中世の音楽に始まり、バッハまでだけで100枚以上、それから年代順にずらっと大きな棚2段にぎっしりに並べられている。今まで何回もお邪魔しているが、CDでなくレコードを聴かせていただくのは、初めてだ。
うちは息子の部屋にステレオはあるが、音楽は自分の部屋で聴かないと落ち着かない。だから私は、いつも大きな音で音楽を聴きたいときは、ちょっと音がいいICレコーダー(今年の春、こだわりおやじ用としてオリンパスから発売されたステレオのICレコーダー)で聴いている。たまたまそれを持っていたので、「この音はどうですか?」と聴いてもらった。ご主人は「いいけど、まだ音が硬いね。」と言われたので、レコードの音を聴かせてもらうことになったのだ。
レコード針を置く音がなんか懐かしい。グレン・グールドが最初に録音した「ゴールドベルグ変奏曲」。レコードのジャケット、解説書には若いグールドが少しニヒルな雰囲気ではにかんでいた。日本語版解説はホロビッツの演奏を「壊れた骨董品」と評したあの吉田秀和さんだ。「わあ・・・ほんとうにいい音だなあ・・・小さな雑音もなんかグールドがその辺にいてピアノを弾いているような、臨場感を漂わせていた。ふ・・・ん、これがグールドを一躍有名なピアニストにしたというレコードなんだあ・・・。やっぱり雰囲気のある演奏だ。バッハはカンタータがたくさん・・・とおっしゃっていたが、お酒もいただいていることゆえ、管弦楽組曲にした。レコードのいい音をBGMに私たちは夜が更けるまでいろんな話をした。
ご主人は若い頃から月給をもらうと必ずレコードを一枚・・・というようにして蒐集されたとか。でも、このレコードをみんな聴かせていただくには、もう50年寿命をのばしてもらわないと無理だあ。
おいしいお酒とお料理、そして美しい音楽・・・とっても幸せな夜だった。感謝・・・。








































この2枚は千葉県に住む友人が散歩道の途中で見つけたとおくってくれたものです。上は「ハンカチの木」「下は「なんじゃもんじゃの木」まさに白の美しさを印象づける花だなあ・・・とため息がでます。「ハンカチの木」はまだ実物を見たことがありません。


















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