紅葉の異変
2008・12・2
(2008京都仁和寺の紅葉・・・S君撮影)
昨日、何気なく見ていたテレビで京都の龍谷大学の増田啓子さんが「紅葉の様子は地球環境の指標になる」として京都の紅葉を長年定点観測されてきた結果を話されていたのが耳にとまった。紅葉は一つは寒さ、もう一つは水分が十分でないと美しく色づかないそうだが、最近は10度以下になる日数が少なく、以前のように美しい紅葉が見られなくなったというのだ。2001年と2007年の定点観測の写真が出ていたが、一目瞭然の結果だった。
紅葉の名所、東福寺では以前から悩んでいろいろ工夫を重ねてこられたようだ。木に水分が十分行くように、苔を根元にはりめぐらせたり、勾配の部分に石段を設け雨水が木の方に流れるようにしたりという具合だ。数年前、ちょうど紅葉の時期に東福寺を訪れたことがあったが、あの目も覚めるような鮮やかな紅葉はそんな努力の賜物だったのかと思い至った。
我が家でも、5年程前、越してきたときに植わっていたもみじがあまり美しく色づかないというので、新しい木に植え替えた。その年の秋にはけっこう美しい色を見せてくれたが、次の年は少し黄色くなったかと思ったら今度はすぐ茶色になってしまいがっかりした。土が悪いのかという考えも出たが、そのまた次の年には、今までになく真っ赤に色づきびっくりしたのだ。気温や水分などの関係はあまりよく知らなかったが、なんとなく「寒い日が多かったから・・・」という話で落ち着いていた。これからもうちょっとその因果関係をしっかり見ていきたい。
「京都の風景」を発信してくれている友人の今年の紅葉の写真は、どれもとてもきれいだ。この写真を見る限り、まだまだ大丈夫という気もするが、地球環境の指標になるときくと、ますますいつまでもこの鮮やかな紅葉が見られるようにと願わずにはいられない。
(写真は上・阿弥陀寺、下はニ尊院・・・S君撮影)
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コメント
来年、紅葉の季節に私も京都を訪れる予定を組もうかと思っているところでした。紅葉に異変が生じ始めているのですね。地球温暖化(本当は高温化と呼ぶべきらしいですが)の影響を受けない自然はないのですね。
投稿: kaz | 2008年12月 6日 (土) 04時47分
京都に住んでいた頃には、桜も紅葉もあたりまえの風景でした。でも数年前、紅葉の季節に東福寺や実相院、三千院を訪ねたときは、「やっぱり、京都の紅葉は格別・・・」と思いました。kazさんの京都行きが実現することをお祈りしております。
投稿: Non | 2008年12月 6日 (土) 21時36分