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2009年5月

大好物 甘ずっぱい果物 (Non)

 2009・5・31

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 今朝、ポストの中をのぞくと紙袋が入っていた。なんだろう?と開けてみると、

真っ赤なさくらんぼが入っていた。きれいに光っていて、ケーキの上にのせたら「おいしそう!」

小さな紙片に「○○です。返信はいりません。」と書いてある。この間は庭で育てたソラマメをいただいた。このさくらんぼもお庭の木なのだろう。うれしい!

 さくらんぼも大好き、すもも(プラム)も大好き、私はちょっとすっぱい、いや、甘ずっぱい果物が大好きなのだ。

そうそう、今年はオレンジピールをたくさん作った。無農薬の夏みかんが手にはいったので、皮をきざんで数回煮こぼし、あとは砂糖でこげつかないように煮詰める。お皿に取り出して、砂糖をまぶして乾燥させる。これを冷凍保存しておくと長期間楽しめるのだ。Nakagawa_125_2

オレンジピールが好きなので、チョコも「オレンジピールチョコ」と名のつくものは、いろいろ買って食べてみた。でも、オレンジの味が少なくてなんだか物足りない。去年、作ったオレンジピールに板チョコを溶かしてからませ、乾燥させてみると、とってもおいしい「オレンジピールチョコ」ができあがった。おいしくてどんどん食べて、ちょっと食べすぎになってしまうのが難点。コーヒーはノンシュガーにしてオレンジピールチョコをつまむ。これが今、私の楽しみ。

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文学散歩 有三「路傍の石」 (Kamichan)

2009・5・28

Robounoisi

家から歩いて5分のところに「山本有三記念館」があります。
昔子どもの頃、友達と本を読みに出かけたことを思い出してなつかしくなり、寄ってみました。井の頭公園の近く三鷹市側の玉川上水沿いにあります。

この建物は、作家山本有三が昭和11年4月から21年11月までの10年間家族と共に住んだ家です。Ybunnko ここで有三は代表作の「路傍の石」や戯曲「米・百俵」などを書きました。戦中の本の乏しい時代に自宅内にミタカ少国民文庫を開設し、地域の子どもたちに蔵書を解放しました。
昭和26年、国立国語研究所三鷹分室に建物を提供した後、昭和31年に土地と共に東京都に寄贈されました。そこで都は都立教育研究所三鷹分室「有三青少年文庫」を開設しました。
昭和60年に文庫は三鷹市に移管され、文庫内に新たに山本有三記念室を設けました。
三鷹市内の図書館整備に伴い、文庫活動を終了し改修整備を経て
平成8年に記念館となりました。

入場料300円を払い、落ち着いたたたずまいの洋風建築の玄関を入ると、
旧応接間の展示室があります。書庫を含め2階の和室書斎など整備された各部屋を覘くことができます。

確か小学生の時、1階の応接間へ自由に庭から上がれて、書棚に本がたくさん並べてあり、日向ぼっこをしながら読書しました。もう40年も昔のことになります。
「今もまだそんな解放された家だったら素敵なのに…」なんて昔を彷彿としました。

入口には大きな「路傍の石」が寝そべっていました。 

Gennkann Iriguti

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白い花の花木たち No,2 

2009・5・26

Hannkati2_4 Nannjya2_3この2枚は千葉県に住む友人が散歩道の途中で見つけたとおくってくれたものです。上は「ハンカチの木」「下は「なんじゃもんじゃの木」まさに白の美しさを印象づける花だなあ・・・とため息がでます。「ハンカチの木」はまだ実物を見たことがありません。

こうちゃんへ

昨年、国際バラガーデニングショウで撮った写真ですが、「プリンセスミチコ」(オレンジ色)と皇后になられてから送られた「エンプレスミチコ」(うすいピンク)というバラです。Michiko_2 Princes_michiko

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白い花の花木たち (Non)

2009・5・24

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この間、雑談の中で誰かが「ねえ、春のはじめには、黄色い花が目立つけれど、この頃はなんか白い花が多くなったような気がしない?」と言った。実は私も散歩の途中、そんなふうに感じていたところだった。そしてもうすぐ、私がさくらと同じように見事だと思う「ヤマボウシ(山法師)」が満開を迎える。数年前、まだこの木の名前を知らなくて白い花をいっぱいつけた大木が強い風にあおられて、花のラインダンスを見せてくれて以来、私はこの木のとりこになっている。今年は写真でなくムービーで撮影したいと強風の日を待っているのだ。080608_12340001

白い花といえば、うちの庭では「ユキヤナギ」の次に「ドウダンツツジ」「ザイフリボク」そして「コデマリ」が咲いた。今は「シャリンバイ」が満開だ。散歩道にも白い花をつけた木々がある。「エゴノキ」「ウツギ」「オオデマリ」「ノイバラ」そしてもうすぐ「シャラの木(夏椿)」・・・・

これらは庭の花壇の鮮やかな色彩の中で、それほど目に留められることもなく、その花の時期を終えてしまう。でも、今、私はこれらの白い花木たちの美しさにとても心惹かれている。

(上からシャリンバイ、ヤマホウシ、コデマリ、オオデマリ、ドウダンツツジ、ウツギ、ノイバラ、エゴノキ。)

Kodemari3 Photo Doudan2_2 Nakagawa_130

Nakagawa_152 Nakagawa_148

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今週がバラ祭り (Kamichan)

2009・5・20

Bara_2  NHKの天気予報で神代植物園のバラが映ったので、
「ああ、もう咲いてる」と焦って見に行きました。
まだ蕾のものもあれば、咲き終わっているものもありました。
全体的にはもう真っ盛りという感じですが、
来週にいろいろイベントが行われるそうです。
雨にぬれると花びらが傷んでしまうのか、
外側の花びらが茶色くなっているものもたくさんありました。
でもやはりバラは、「花の女王」という感じがします。
「こんなバラに囲まれて生活したい」といつも思うのですが、
庭に植えたらどんなにか手入れが大変だろうと考えちゃいます。Pink Bara1 Michiko

プリンセス美智子Kibara_2

Azayaka Turu_3

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夜更かし その2 再び「詩人の恋」 (Non)

2009・5・17

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「詩人の恋」は、2006年の9月に世田谷の本多劇場で鑑賞し、とても感激した音楽劇だ。それまで加藤健一さんを知らなかったので、まあ、なんてすごい役者さんだろうとびっくりした。(読売演劇大賞ほか数々の演劇賞、紫綬褒章までもらった俳優さんだった!)

書き留めておきたいような台詞がいっぱいあったのだが、時間がたつと忘れてしまい、ああ、あのとき・・あの場面で・・・と印象だけが残り、言葉は消えてしまっていた。でも、その冬、UsakoさんからNHKの芸術劇場で放映されたのを録画したDVDをいただいた。ああ、これできらりと光る数々の言葉を反芻できる。うれし!

昨夜もちょっと時間ができてこの2時間の音楽劇を楽しんだ。

この劇の台本は、アメリカの劇作家、ジョン・マランスの作を小田島恒志氏が訳したもの。

かつては神童と言われ、アメリカで大活躍したピアニストの青年スティーブンが音楽の壁に突き当たり、ピアノが弾けなくなって、伴奏者に転向しようとウィーンにやってくる。頼ってきたシラー教授は私のところに来る前に、マシュカン教授のところで、レッスンを受けるようにと指示する。マシュカン教授は、年老いたボイストレーナー、ピアノも下手くそで、スティーブンは、いらいらする。教授が出した課題はシューマンの連作歌曲「詩人の恋」を全曲歌いこなすことだった。

第1曲「美しい五月に」の練習が始まる。

教授ののろのろした伴奏にいらつくスティーブン「ほら、また伴奏がおそくなった!」

いい返す教授「ピアノソロの間に速度を変えるのは、伴奏者の自由だ。芸術は基本のルールとそこから逸脱するタイミングを覚えることが大切」705_2

歌詞の解釈や呼吸のしかたについてもマシュカン教授はスティーブンの目を覚ますような情熱的な指導をする。それでもスティーブンはぼやきつづける。「歌詞は思いっきりロマンチックなのに、曲はやたらとメランコリックで・・・始まりもも終わりも短調のドミナントだし・・・」「そこがポイントなんだ。これは、若い頃を思い出しているんだ。今はもう失くしてしまった情熱をどこかに見出そうとしているんだ・・・。」

マシュカンに代わってスティーブンが伴奏を弾き始める。教授が語りかける。

「もっとゆっくり・・・そう、誰かが遠い昔を思い出しているように聞こえてくる筈なんだ。そのときの5月を思い出しているように・・。歌が始まってもまだ前奏の悲しみをひきづっている。喜びに満ちた言葉にせつなくメランコリックなメロディがついてくる・・・。

この喜びと悲しみの組み合わせが真に美しい音楽の核となるものだ。これが人生の核でもある。これを両方、手に入れたとき、ベートーベンやモーツァルト、シューマン、ブラームスが生まれる・・・」

いつの間にか二人は声を合わせて歌い、スティーブンは「こんなにピアノを弾いて気持ちよくなったのは初めてだ!」と叫ぶ。

夢中で書き続けると長くなってしまう。()

このあと練習が進んでいくにつれ、マシュカン教授はユダヤ人で収容所で自分だけが生き延びた罪悪感に悩まされ、自殺常習犯であること、スティーブンもプロテスタントと偽っているが、実はユダヤ人で、今回も父親から収容所を見てくるようにと旅に出されたことなどがわかってくる。悲しみや苦しみを抱えていない人生などなかったのだ。

第15曲は「昔のいまわしい歌」

棺を海に沈めよう  ハイデルベルグの樽より大きく マインツの橋より長い棺どうしてこんなに大きく重くなければいけないか?!!それは僕の愛と苦しみをすべて納めて葬ってしまったから

「歌のあとにピアノソロが来る。アンダンテ・エスプレシーボのところだ。君が弾け。今聞いた悲しい話から聴衆を解放するのだ。詩人の悲しみを忘れさせるのではなく、詩人がこの苦しみの経験を通して成長し、もっと高いところへ進んでいけるかも知れないという希望を感じさせるように弾く・・・・」

この劇が抱えているテーマは暗く重いものであるけれど、見ている2時間、ずっと笑いを連発してしまう。教授やスティーブンのキャラクターが繰り出すユーモアやくそまじめさの中にあるおかしさ、ペーソス・・・そして何よりシューマンの歌曲の美しさに心奪われる。加藤さんも畠中さんもプロの声楽家に負けない力量だ。2008年にも上演されたようだが、また次回、もう一度、劇場で見てみたいと思っている。

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深大寺までサイクリング (Kamichan)

2009・5・14

Peony4_2  花が見たくて、神代植物園まで自転車で出かけました。家から15分か20分で着いてしまいます。まっすぐ南へ下ります。今日は真夏のような暑さでしたが、木陰の涼しさは大変気持ちよく、風を切って自転車をこぐと軽快でした。
 Nonさんが昨年大変きれいなシャクヤクの写真を載せていたのを思い出しました。
あれはどこでしたっけ?
 ボタンの後はシャクヤクとバラです。花にはそれぞれ、それらしい名前がついてます。よく考えた名前だと感心します。次回はバラの写真を送ります。

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夜更かし その1「テンペスト」 (Non)

2009・5・11

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気候もよくなってきたせいか、お風呂からあがり、ちょっとPCの前にくると、ついついそのまま1,2時間が過ぎてしまう。最近夢中になっているのが、You Tubeでいろいろな人の演奏を聴くことだ。

ちょっと前まではイーヴォ・ポゴレリッチ(Ivo Pogorelich)。「エリーゼのために」を美しく弾いている人を探していたら、彼にいきあたった。彼は、昔、ショパンコンクールに出場したとき、あまり個性的な解釈だったので、入賞できなかったのだが、聴衆がブーイング、特別に彼の演奏会が開かれたというユーゴースラビアのピアニストだった。私はそのニュースを聞いたのをよく覚えているが、それがこの人だったと初めて知った。そして興味がわき、たくさんの演奏を聴いて回った。

今は亡き、名ピアニストの演奏もたくさんある。先日は、Claudio Arrau、そして、今夜はWilhelm Kempffのベートーヴェンだ。ケンプは、バッハのCDや楽譜で以前から知っていたが、とても好きなピアニストだ。彼の演奏は何度聴いてもあきるということがない。素朴で端整ではあるが、温かみがあって、きっと人間としても素敵な人だったに違いない・・・そんな人柄というか、品格というか、そんなものを感じさせる音楽だ。

文学作品は作者の手を離れると、あとは各人がそれぞれそこから感じるものを自由に読み取る。絵画もそうだ。でも音楽は作曲家が楽譜(記号)で残してくれたものを演奏家が各自の感性と演奏技術によって表現し、それを聴く者がまたさまざま感じ取るということになる。二つの芸術家を経由する不思議なシステムだ。Nakagawa_122

You Tubeには、コメントがたくさんはいっているが、ほとんどが英語。でも、話し言葉風なので、ところどころ辞書をひけば、私にも理解できる。ケンプのテンペスト第3楽章のところに、とても興味深いコメントが続いていて思わず夢中ではいりこんでしまった。 

The expressions on his face are incredibly distinct. The way he looks to "nothing" is very odd. He looks a bit dazzled, completely in to his piece. I think Kempff is the best performer of Beethoven. You can hear he plays this piece with a lot of feeling. I heard a lot of interpretations of Tempest Sonata but I think this one is the best.

確かにテンペストを弾いているケンプは音楽の世界に入り込んでいるといった感じだ。

I agree with Readytorock. I love Kempff's Beethoven (and always have) and think he is probably the best performer for this music.

i prefer Kempff's version over Gould's...I think it has more feeling and much richer....but that's just my personal opinion... (^__^)V

と賛成者が現われる。でも、グレン・グールドのテンペストがいいという人も出てきた。

ケンプが7分で演奏しているものをグールドは4分42秒で演奏している。さらにケンプ派のコメントが続く。

I do not see how you an say that. Gould is like a robot, focused on hitting the notes as fast as possible, not caring what the piece sounds like.
Kempff takes this piece and plays it with a heart-felt and rich sound, surpassing Gould. Gould can hit the notes fast. Kempff can play the notes and add a wonderful sound that transforms the notes into a unique melody of beauty, something that Gould did not accomplish.

I don't think you can compare Gould with Kempff.
Kempff was maybe the greatest pianist of the 20th century.
Gould was an unfortunate mishap in the history of music, who thought playing a piece fast made it good, and that music should sound as if it was being played by a robot. The man ruined an entire generation of pianists. Pity.

ふふふ、グールドの演奏はロボットみたいだって?!!そういえば、Moonlight の第一楽章もすごいスピードで弾いていたっけ。だから音楽の気持ちの中に入り込めなかった・・・。彼のバッハはものすごく素敵なのになあ。

でも、グールド派も負けてはいない。彼のように表現できるテクニックをもったピアニストの出現で、ベートーヴェンの世界はより豊かに印象づけられたとがんばる。

I still think Glenn Gould was a better pianist

I love Gould's personal approach to musical works that already have an established way of being played. He does things his way, AND MAKES THEM WORK!

Beethoven's genius with harmony and style are accentuated by Gould's technique.

This interpretation brings up the "Tempest" into the scene. I used to listen other interpreters play this piece (like Arrau) and I could tell It was always there, but Gould makes it stronger with this faster tempo. It is like a hurricane with furious winds and lightning strikes now.
Truly amazing

話はテンペストという表題におよんだり、メトロノームはベートンヴェンの時代にもあったはず・・・と楽曲の演奏スピードにおよんだり、延々と続く。でも、そのうち対立する両者をとりもつ意見が出てくる。

you can´t compare this version and the kempff version
they are too different
gould is playing it very fast an 'tempestlike'
and kempff is playing it slow and like a fresh wind
both versions are played with some sort of perfection i think

う・ううん、とってもおもしろい!Nakagawa_125

私もグールドのテンペストとケンプのを聴き比べてみる。またリヒターやフジコさんのテンペストも聴いてみる。それから家にあったバックハウスとMJ ビリスのCDも引っぱり出して聴いてみた。バックハウスもすごい。ビリスの音も美しい。でも私はやっぱりケンプのが好きだなあ。リヒターのは、これがシエクスピアの「テンペスト」だとしたらプロスペローの怒りが前面に出された、嵐!嵐!って感じだし、グールドのは、確かに高い技術ですばらしい演奏ではあるけれど、この音楽の世界を一番楽しませてくれるのはケンプだ。高音の澄んだ音色と低音の迫力のめりはり、流れるような心地よいリズム、的確なアクセント・・・そして何より聴いていて惹きこまれてしまう音楽だ。

あ、今夜も1時近くになってしまった。(笑)

Beethoven's Tempest Sonata mvt. 3 -- Wilhelm Kempff

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足利学校 (Kamichan)

2009・5・8

Asikagagakkou

足利学校の創建についてはいろいろな説がありますが、「日本最古の総合大学」といわれ、鎌倉時代の初期、足利氏二代目義兼が一族の学問所として興したとする説が有力とされています。
天文年間(1532~1554)の頃には学徒三千人といわれ、当時の日本を代表する学校として、易学や儒学を中心に実践にも役立つ学問を教えていました。天文19(1550)年にはフランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。江戸時代の末期には「坂東の大学」の役割を終え、明治5年幕を降ろしましたが、足利学校の精神は現在に引き継がれています。史跡保存整備され、この姿に甦りました。Houjyoutosyari
 池と築山から成る泉水式庭園は非常に落ち着いていて、学生の講義や学校行事、また来客のための座敷として使用された「方丈」、「校長先生」といわれていた庠主(しょうしゅ)の書斎や学生に個人教授が行われた「書院」、学校の台所「庫裡」など、中をすべて見られます。周りには、樹齢百年を超える「不断梅」という実が熟さず、青い実が黒くなって冬までえだにのこるという珍しい梅の木や、読めない字や意味の解らない言葉などを紙に書いて枝に結んでおくと、翌日にはふり仮名や注釈がついたことより「字降松」と呼ばれる松、中国孔子の墓所の種をとって育てたという「櫂樹」の大木などがあります。
 「教育の原点」ともいわれる足利学校を見てきました。Talkaujiato Sakunage

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足利フラワーパーク(大フジまつり) Kamichan

2009・5・4

Sirohuji

すばらしいフジの大木を見てきました。樹齢140年を超える、栃木県指定の天然記念物です。
白フジや八重のフジを見たのは初めてでした。なんとも言えなく甘いよい香りに包まれ、幻想的な白フジのトンネルを抜けているときは、大勢の人ゴミもなんのその。上を向いて歩いていたので、混雑は感じられませんでした。「ブドウの房」のような濃い紫のかたまり、香りも一段と強く、八重黒龍のフジは世界でも珍しいフジです。これから咲き出す「キバナフジ」は目の覚めるような黄色い花、様々なフジが遠い昔を物語るような、足利フラワーパークの一日でした。

Sirohujitonneru Tonnerunosotowa Yaehujinomiki Oonagahuji Budou

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クラウディオ・アラウ「ショパンのワルツ」(Non)

2009・5・1

Kiiro_3   

ショパンのピアノ曲は難しくて私などのレベルでは弾きこなせない。でも、ワルツの中には、弾けそうな曲が何曲かあるので、この際、みんなよく聴いてみようと、全曲集というのを探していた。遠くに出かける時間がなく、近くの山野楽器に行った。フジコさんのがあったらいいなあと思っていたけど、今持っているCDにあるワルツ7番はあるけれど、全曲集はなく、ちょっと昔のピアニスト、ルービンシュタインの14曲とクラウディオ・アラウの全曲集19曲が見つかった。

ルービンシュタインのショパンは学生時代から聴いていた。あの頃、彼がショパンのピアノ協奏曲を録音したものが大フィーバーして、「ショパンはルービンシュタイン」というのが定着したのだそうだ。彼の高い技術に基づく落ち着いた繊細な演奏も素敵で、その後何枚かルービンシュタインのレコードやCDを買った。

233クラウディオ・アラウというピアニストは、申し訳ないけれど、今まで知らなかった。チリ生まれの人で、5歳で初リサイタル、11歳にはベルリンに留学してデビュー、その後ヨーロッパで活躍、ジュネーブ国際コンクールで優勝、さらにアメリカに渡り人気を博したピアニストだそうだ。リストの高弟、マルティン・クラウゼの愛弟子で、20世紀屈指のピアニストと言われ、日本にも6回も来られていたようだ。ベートーベンやブラームスで高い評価を得、88歳で亡くなるまで現役で活躍されたとか。(何も知らなくてすみません。)

 はじめに彼のワルツを聴いたとき、ところどころとてもオーバーな表現で、「むむ・・これはとっても個性的な演奏だなあ・・」と思った。しばらくは、同じ曲をルービンシュタイン、アラウと聴き比べていた。一週間ほど聴いていると、だんだんアラウの演奏の方が楽しくなってきた。身体が自然に動いてしまうような躍動感があって、明るい曲は晴れやかで、暗く寂しい感じの曲はまたそれをぐんと強調しているように聞こえてくる。なにより、ゆったりとして伸びやかな感じの中に引き締まる部分があり、一曲一曲が印象に残る感じがする。You Tubeで彼の演奏をいろいろ聴いてみた。00028940002526_170 やっぱりブラームスのピアノコンチェルトはすばらしく、観客が総立ちで拍手を送っている。ワルツのジャケットのクラウは40代くらいでひきしまった美男子だけれど、晩年のクラウはかなりボリュームのある体格だ。でも、ピアノの演奏スタイルはあまりかわらず、おおらかで大胆、でもどこかしみじみする感じもある。

最近は毎晩、寝る前に彼のワルツを聴いている。

Claudio Arrau

http://www.youtube.com/watch?v=akc0v_KTZBM

ベートーベン ピアノコンチェルト 

http://www.youtube.com/watch?v=PEyEw-8Kuv8

ショパン ノクターン No 20

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