同窓会は「ほたるまつり」(Non)
2009・6・17
さくらの季節に会ったばかりだけれど、楽しい会は何度あってもいい。今回は「福生のほたるまつりに出かけましょう」という幹事さんの企画で、「ああ、ほたるなんて、前にいつ見たかしら・・・楽しみ!」とわくわくしていた。
青梅線には友人が住んでいるので、よく乗るけれど、牛浜という駅に降りたのは初めてだった。今夜のほたるまつりは、地域の「ほたる研究会」が育てたゲンジボタルが玉川上水やほたる公園の湧き水がある小川に放されるということで、市の後援もあって、大勢の人々が集まっている。いかやとうもろこしの香ばしいにおい、やきそば、あんずあめ、ゲームなどの屋台が沢山並び、お囃子も賑やかで子どもたちが楽しそうに笑い声を立てていた。
「ふふ、天神さんを思い出すわね。」とWさん。京都北野天神には、毎月25日になると、たくさんの屋台が参道にぎっしり並び、おこづかいをにぎりしめた私たちは、目をきらきらさせながら、何ども往復したものだ。それは、我々共通の懐かしい思い出。今、ここにこうして集う子どもたちも、いつか、このほたるまつりを懐かしく思い出すのだろう。
暗くなるまでもう少し・・・我々はお庭の美しい料理屋さんにはいって、しばし、おいしいお酒とお料理、そして何より楽しいおしゃべりで時を過ごした。
外に出ると、すっかり暗くなって、いよいよほたるとの出会いの時間。ライトを消した暗闇の中、川のほうに石段を下りていく。坂の途中で誰かが「あ!光った!」と叫んでいて、私も目を凝らして暗闇の木陰に集中する。ああ・・・ほんとに青白い光が二つ三つふあっと浮かび上がった。さらに下におりてほたる公園の中に入っていくと、夜目にも透き通った小さな川が流れていて、川岸の草の間にたくさんのほたるが光っていた。我々は、みんな、石段の柵にへばりついて、じっとほたるの飛ぶようすを眺めていた。アコママさんが「ほっ、ほっ、ほたるこい、こっちの水はあまいぞ・・・」と歌うと一匹のほたるが、すうっと私たちの方へ飛んできた。まるで魂のあるもののように・・・。不思議・・・。
帰り道、玉川上水の橋から眺めると、両岸の草の茂みのあたりに、たくさんの蛍が飛んでいて、とても美しかった。ここからの眺めは100年ほどタイムスリップしたみたいに、情緒があって、なかなかのものだった。
子どもの頃、金閣寺の方から流れてくる小川が近くにあって、夏には蛍がたくさん飛んでいた。酔っ払った父が帰り道、何匹か捕まえてきて、蚊帳の中に入れてくれた。そんな遠い昔を思い出す楽しいひとときだった。遠いところからかけつけて来てくれたお友達、そして洒落た企画をしてくれた幹事さん、ありがとう!!!
玉川上水
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コメント
Nonさん、私はまだこのようなホタルの光景を見たことがありません。都会に生まれた悲話というか、ちょっと恥ずかしいというか。「ホタル見たことないの…?」と言われそうです。環境を考え、水がきれいになりつつある場所でホタルが見られるようになったという話はたくさん聞かれます。今年は私もどこかでホタルが見たいな。
投稿: kamichan | 2009年6月21日 (日) 09時45分
武蔵野も昔は玉川上水あたりに生息していたのではないかなと思います。
私も蛍を見るのは、長野に旅行したとき以来でした。関東の蛍の名所はいくつもあるそうですが、月夜野(群馬県)では乱舞が見られるとか・・・。
東京では久我山神田川・玉川上水付近だそうですが、ここは6月6.7日・・・あと千葉県の清和ほたるの里・・・。
投稿: Non | 2009年6月21日 (日) 15時15分