COCO CHANEL (Kamichan)
2009・11・3
昔まだ若かったころ、だれか忘れたけどシャネルの5番の香水をもらった。
そして生まれて初めての香水をつけた。何だか気品のある匂いだったことを覚えているがはっきりは分からない。
そして最近、といってもずいぶん前になるが、アメリカのシャーリー・マックレーン主演の「ココ・シャネル」の映画を観た。
シャネルと言えば、窮屈な服から女性を解放し、帽子や香水を精力的に売って20世紀を風靡し、シャネル・スーツを完成させた歴史的人物と言える。しかし、彼女は小さい頃、孤児院で育てられ、貧しくさびしい幼少期を送った。だが、彼女は好奇心旺盛で、父親譲りの商売根性と優れたデザイン発想力を持ち、社会をも風刺する奇想天外な服や帽子を作り出した。ものすごい働き者で時間を惜しまず仕事に打ち込んだ根性など見上げたものだったという。結婚をせず、たくさんの愛人をつくり、波瀾万丈の人生だったようだ。
映画では、それほど社会的背景が描かれていず、シャネルの成功していく様子しか見られなかった。愛人の中には、彼女の事業を後押ししてくれた公爵や実業家、また結婚を申し込んだが、断られたイギリスのウエストミンスター公、ナチスの将校までいたというから、驚きである。
映画では詳しいことは分からず、もっと詳しく知りたくなり「シャネルの真実」という山口昌子さんの本を読んだ。
新聞記者である著者は、謎の多く残るシャネルについて実際にフランスへ行き、シャネルに由来する土地を訪ね歩き、十年あまり調べ、この本を書いたという。激動の20世紀と重なりあうシャネルの波乱の一生を書き上げた読み応えのあるものだった。映画とは違った面白さだった。
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コメント
友達に誘われて行くはずだった映画でした。都合で行けず、友に訊いたらとてもよかったと言っていました。
シャネルといっても私にはお財布やスカーフ、そしてオーデコロンくらいしか縁がありませんが、すごい女性ですね。男性的といってもいいかも。
「シャネルの真実」それを読まなくちゃ・・・。
投稿: Non | 2009年11月 3日 (火) 12時25分
Nonさん、いつもいい画像を探してくださりありがとうございます。映画はあのアメリが主役を演じているフランス版もあって、その他にもう一つあるそうです。没後40年の今年、ココシャネルの大ブレイクの年ですね。フランス版も見てみようと思ったのですが、批評が今一で、「尻切れトンボだ」というのを読んで、きっとアメリカ版と内容は変わらないかな…と思いやめました。でもフランス版の方がより面白いという方もいて、みてみたい気もしています。痩せていて目がぎらぎら光り、それほど美人ではなかったシャネルが、なぜそんなにもたくさんの愛人がいたのか不思議ですが、事業に成功した暁にはシャネルとと付き合うことは、最高の栄誉だったと本には書かれてありました。
投稿: kamichan | 2009年11月 3日 (火) 16時25分
私は夏休みにアメリカ版のシャネルをみました。シャネルの成功と挫折そして恵まれなかった幼少期の様子は分かりましたが、詳しい社会的背景は分かりませんでした。
今この本をよんで、時代背景と重ねあわすことができ、面白くて夢中です。
20世紀を代表するデザイナーとして華やかな印象ばかりが先行しますが、彼女の凄い生き様に圧巻といったところです。
投稿: カズミング | 2009年11月 8日 (日) 13時47分