2007・6・8
この間次男が息子を連れて遊びにきて、一緒に殿入中央公園に行った。雑誌にこの公園には長い滑り台があると紹介されていて、息子に体験させたかったらしい。家から車で30分、丘陵地を利用した高低差のある公園だ。近づいていくとすっかり茂って向こうが見えなくなった林の中からガラガラという大きな音が聞えてきた。
ここの滑り台、ローラースライダーは全長105メートル、高低差22メートルとか。急な坂道を5分ばかり登っていくとスタート地点に到着した。いつも5,6人待ちくらいの盛況で親子連れがどんどん滑っている。みんなおしりにダンボールを敷いて滑っていて、中には常連さんらしく、周囲をガムテープで補強し、取っ手をつけ名前まで書いたのを持っている人もいた。滑り台は、スタート地点から5,6メートル進んだところで90度カーブしていてそこから急勾配で一直線に降りていく。みんな歓声をあげながらガラガラと音をたてて滑っている。
次男が孫を前に滑り始めた。急勾配のところに来ると「きゃあー」と声をあげながらも嬉しそうに笑い転げている。私たちに手を振ってあっという間に滑り降りて行った。次々と滑り終わった人たちがまた急坂を上がってきてスタート地点に着く。とても楽しそうだ。
「私もすべってみようかなあ・・・」
ずっと昔、子ども達がまだ小さい時、よく豊島園という西武沿線にあった遊園地に連れて行った。そこにゴーカートを自由に乗り回せるかなり広いコーナーがあって、私はそれにとても乗ってみたかったのだ。自動車の運転免許を取りたいと言ったら、
「おまえみたいにすぐ考えごとをしてぼっとするやつには、運転は向いてない。やめておけ。」と言われてしまった。実際そのとおりで、自転車に次男を乗せて保育園に送り迎えをしていた間にも2度も落としてしまった。一度は曲り角で自転車同士ぶつかって、もう一度はハイヒールを履いた足でライトをつけようと蹴ったとき、ヒールがはさまって急停車、横転してしまったのだ。次男は運動神経がよく、二度とも怪我をしなかったが、あぶないところだった。でもゴーカートでもいいから運転してみたい・・・とじっと眺めていた。でももう30を過ぎたおばさんが、ちょっと恥ずかしい・・・ととうとう乗れなかったのだ。
「でも滑り台なら・・・」もう心残りのないようにと、私は子ども達に混じって並んだ。
足でブレーキをかけるとスピードが調節できる。風をきって、けっこうなスピードで100メートルを滑り降りるのは、とても快適!自分が60歳を過ぎたばあばだってことをすっかり忘れてしまい、今度は孫を前にして「きゃあ!!」と声を上げながら滑り降りた。
「わァ・・・・楽しかった・・・」
「ね」
日本で一番長いローラースライダーは静岡県の日本平にあるもので、全長390メートルだそうな。今なら挑戦できるかも!(笑)
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