2009・3・8
1月末、新聞に「サラ・ブライトマン来日・日本公演」の文字を見て、「わあ、サラがくるんだ・・・」と思っていたら数日後、チケットは完売したとあった。あきらめていたら、友人から「3月5日に追加公演をするそうよ。すぐネットで申し込んで!」と電話があった。チケットをネットで申し込むのは、一昨年の第九以来。ちょっと慌ててアクセスし、すぐセブンイレブンに走った。ふう、とれた・・。
当日、日本武道館には1時間前に到着。ロビーで持ってきたおにぎりをほおばり、「ふふ、私たち、全く高校生の頃にもどったみたいね。」と笑いがこみ上げてくる。
この会場の収容人数は15000人というから、ふだんとちょっと勝手が違う。会場には、ずらっと座席がならび、もうかなりの人が入っていた。私たちの席はアリーナでせり出した舞台からほんの6,7メートルという嬉しい席だった。アリーナ、1階、2階とびっしりの人で、それも老若男女、サラのファン層の厚さが伺えた。
いよいよコンサートが始まった。地味な茶色のドレスをまとい黒いベールをかぶった老婆がよろよろと登場してきた・・・と思ったらダンサーがさっとドレスとベールをはがす。中から白い肌の豊満な胸を強調した真紅のドレスのサラが現われ、にっこり!いつもCDのカバーや写真で見るサラは笑っていないので、初めて見る可愛い笑顔だった。
最初の歌は「ゴシックの夢―嘆きの天使」そしてファイナルコンサートへようこそ・・・ソロシンガーとしてスタートしてもう20年が経ちました。こんなにたくさんの皆様にきていただきとても嬉しいです・・・とサラの挨拶が入った。歌声もいいが、はっきりとした力強い声でいい感じだ。(コンバンハだけ日本語であとは英語・笑)
舞台は大きな3Dのスクリーンになっていて、そこにゴシックのお城が映し出された。映像はどんな仕掛けなのか、立体的。サラの優しい、清純な乙女のイメージのきれいなソプラノが響き渡る。次々と私の知らない歌が続いたが、「月の息子」という曲のときは、スクリーンが水の中になり、中央にサラが横たわってそのまわりに8人のダンサーがまるでシンクロのように泳ぎ回る驚くような演出だった。
そしてついに私の知っている曲「サラバンド(ヘンデル)」のダンスに続き、「エニータイムエニーウエア」これはアルビノーニのアダージョのメロディーで、何度も聴いた。うん、すばらしい。
そして今夜はイタリアで人気のテノール歌手アレッサンドロ・サフィーナを迎えて、「The Phantom Of The Opera」これは、ロンドンで見たミュージカル、でもその時はもうサラではなく、残念だった・・・こうしてサラのを聴けるなんて・・・とても幸せ。テノールもすごい迫力で、二人ともすばらしかった。ブラボー!そしてサラが自転車に乗って走りながら歌う「I’ve been this way before」この中に友人と一緒に踊った「くるみ割り人形」の「金平糖の踊り」のメロディーが挿入されていて思わず顔を見合わせた。
また、サラが中央の天井から降りてきたブランコに乗ってピンクのながーーーいドレスを揺らしながら歌ったときは、私たちの席にひらひらと赤い花びらが落ちてきて、帽子に留まった。
アンコールでは「ランニング(ジュピター・栄光の輝き)も聴くことができ、聴きたい曲のほとんどが聴けて大満足だった。ちょっとチケットは高いかなと思ったが、「さすが、プロ・・・」と観客を満足させる力量のある、サラとそのスタッフたちだった。これからもクラシカル・クロスオーバーの活躍を続けてほしい。
(写真は、NEWS PHOTOよりお借りしました。)
以前の「サラ・ブライトマン」に関する記事・・・2007・7月音楽の項より
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